今給黎 朔

いまきいれ さく

教祖様の復活を……お母様の悲願を叶えるために、その命を捧げなさい!
♦ PCにラブコール ♦
  • 「21gの英雄」様のPL様方は皆さんそうだと思うのですが、言わせて下さい。朔ちゃんがだいっっっすきなんです…!過去も今もこれからも仄暗さを漂わせながら自分が正しいと信じるものだけを、母の幸福だけを信じている姿が切ないし美しいし鬱くしい…。歩んでいる道が歪んでいようが捻じれていようが構わない盲目さ……と言うとなんかちょっと言葉が違うな。本編でも使わせて頂きましたが、殉教という言い方が私の持っている言葉の中では一番近いような気がします。Xへ、じゃなくてお母様の幸福への殉教なのが、彼女が呪霊と人間の間に生まれた子供というのを除いても人間であったことを感じるし、“肉体”と“心”がある証で、でもそれがあるからこそああいった終わり方にならざるを得なくなってしまったのがとても哀しいですね…。多分PCと朔ちゃんが分かり合える道というのは最初からなくて、でも何かが違っていれば違う未来があったような気もしてやるせなくて。朔ちゃんにとってはお母様が亡くなっている段階で自身の幸せはなかったのでしょうか。教祖様の復活、母の死の正当化、幸福の必要性。絶妙な後味の悪さが今給黎朔の真骨頂であり……X壊滅後に改めて朔ちゃんのアイコンを見ると段々最期の姿に見えてくる罠…。赤い口紅はお母様の遺品なのでしょうか。そういったものに縋り、可能性に縋り、17歳で生を閉じてしまった少女であり特級呪霊でもある今給黎朔ちゃんが、廻る生の中、次こそは幸せになれることを祈っています。ちなみに私の中で朔ちゃんのイメソンは西田和枝社中の「傀儡謡」でした。「怨恨みて散る」、「新世に神集ひて」、「陽炎は黄泉に待たむと」、全部合わせて朔ちゃんにピッタリだと思っています…。