梵 一期
そよぎ いちご
今でもヒーローになりたい? なれるよ。
(Epilogue:No.99)
誕生日:4月13日
- もうなにはともあれまず最初に言わなければならないのは、「ありがとうございました!!」です!!
名簿を拝見した段階から、「一期ちゃんがいい一期ちゃんしかいない一期ちゃんがいちばんかわいい」と騒いでいたのですが、ペアにならせていただいて、そして最後まで物語を一緒に紡いでいただけて……こんなに幸せなことってあるでしょうか。1stの前からエピローグまで、ずっとずっと、一期ちゃんのことが大好きで、かわいくて、愛おしくて、大切でした。
強くて優しくて前向きな一期ちゃんに対して、阿閉が後ろ向きでうじうじした男で本当に申し訳なかったのですが……抜き出しの欄でも書きましたが、救われたのは阿閉の方でした。一期ちゃんが「アトジくん!」って呼んでくれるたびに、幸せゲージが溜まっていました(重面春太は関係ありません)。 ペアのお相手さまが一期ちゃんでなければ、紡げなかった物語でした。後ろ向きでどうしようもない阿閉につきあってくださって、優しい言葉と愛をくださって、本当にほんとうにありがとうございます。いくらお礼を言っても足りません。
一期ちゃんの、年相応なところ、イクスでつらい思いをしてきたのに前向きで強くて優しいところ、そういう芯の強さがいつもぶれないところ、でもたまに弱さを見せてくれるところ、全部が全部、愛おしくてしかたありません。一期ちゃんのおかげで、阿閉の人生は幸せでした。一期ちゃんが、阿閉をヒーローにしてくれました。「21gの英雄」というサイトタイトルに相応しい物語にしてくださったのは、一期ちゃんでした。
漣さまによるアイコンが完成するまで、「どんな外見かな~大人っぽい感じかな~」と乏しい想像力でもわもわ一期ちゃんを頭の中に描いていたのですが、完成したアイコンを拝見して、「大人っぽい!!おしゃれ!!かわいすぎる!!好き!!!!!」と叫んだのもいい思い出です。もともと大好きで仕方なかったのが、さらに大好きになりました。一期ちゃんは世界一かわいい。
出逢いから、一緒に過ごした何気ない日常、別離、そしてエピローグと、一期ちゃんと紡いだ物語が、長い長い一冊の本のように心のなかに残っております。
そして、最後……エピローグの〆レス……これはもう、本当に……「申し訳ございませんでした」と共に「ありがとうございました」と土下座するしかありません……あんなふうに、一本の映画のような終わりにしていただいて、感謝しかありません。読まずとも思い出すだけで泣いてしまいます。阿閉は一期ちゃんにたくさんたくさん幸せをもらったのに、一期ちゃんを悲しませるばかりで、もっとほかにやりようはなかったのか???と反省しかないのですが、とにかく、とにかくもう一期ちゃんが大好きで愛おしくて大切でかわいくて大好きでした!!次は一緒に幸せな家庭を……!
ありがとうございました!!!!! - 最年少の少女と言うことを何度も忘れた大人っぽい(とっても芯の強い)女の子だったなぁと振り返ってはしみじみしています。もっともっと沢山お話したかった~!と言う気持ちでいっぱいですが、いつかの未来ではそれが叶っていたら嬉しいです。
- ほんとにあたしが死んじゃうってなったとき、目を覚ましてくれるんじゃないかって期待してたんだ。でも侵入者が出たって聞いたとき、ママは教祖様に捧げる生贄が傷つけられたらどうしよってそういう心配をしてた。なのに、あたしは今もママを心配してるし、逃げられない。……ばかみたいね。 (No.7)
- 裏切られたくない。絶望したくない。ほんとは期待もしたくない。全部こわいし、こわいのはやだよ。(瞼を開いてしまえば涙が流れてしまいそうだから、きつくきつく閉じて。言葉ひとつ吐き出すにも嗚咽がせり上がってくるから、何度も喉でつかえて。たったこれだけ外に出すにもひどく呼吸が乱れている。弾いていた爪先は、いつしか膝に食い込んでいた。) (No.9)
- ようとう……えっ、かわい……。仲良くなれたりできるいいやつはいないの? (No.11)
- じゃあね、………テレビ観て、マンガ読んで、ゲームして、ぶらぶら出掛けたい!(中略)UFOキャッチャーで大きなぬいぐるみを取ってみたいし、タピオカに並んだり、プリクラとか、遊園地のジェットコースターも子ども用じゃないすごいやつ乗ってみたい。学校も、制服着てみたりとか。――ぜんぶ、出来る? ……いっしょに。 (No.15)
→一期ちゃんのこの、まだ14歳の女の子なのに、お母さんを信じてて、期待してて、裏切られて、それでもまだお母さんを捨てきれなくて……というところがすごく切なくてかわいそうで健気でかわいくて、もう最初から泣いていました。
→こういう!こういう!!一期ちゃんの、まだ14歳なのに必要以上のものを背負い込んでいて、でも強く在ろうとしていて、でもでもときおり覗かせてくれる本音が切なくて、「一期ちゃんはおれが幸せにする!!」と泣きながら決意していました。
→阿閉はともかく、PLは蝿頭かわいいと思っています(笑)
→一期ちゃんに!普通の!なんでもない!普通の!他愛ない、だけど幸せな生活を……送ってほしい……できれば阿閉と一緒に……なんで14歳の女の子が新興宗教の生贄なんかになろうとしてるん?イクスゆるさん!!一期ちゃんはおれが幸せにする!!……と、胸が締めつけられるやら一期ちゃんが愛しいやらで、情緒がジェットコースターな1stでした。
- アトジくん! みてみて、アリアナ・グランデみたい?(オーバーサイズのパーカーの上からダボダボのダウンコートを羽織って、あとはニーハイブーツを履けば完璧だ。増えた娯楽の中から特にお気に入りの一曲を拙い英語で紡ぐ口を止めて、首を振って未定を告げた。) (No.18)
- ミランダ・カー!!(まあるく瞠った瞳が喜びを湛えてきらめいた。世界的なモデルにたとえてもらえたことも、シンプルな賛辞も求めたくせに照れくさい。ほんのり染まった頬を両の手で包んで、えへへ。) (No.20)
- 寝れない夜はアトジくんのベッドにもぐりこみにいくもーん。 (No.22)
- ………、――ふふ、期待してていいよ。(空いた間を不安がって下がる眉が、けれど小さな声を拾って全く別の意味合いに染まる。ハードルを上げたなんて気にもせず、鰻登りの機嫌、今日はきっと上限なしだ。)わあ! オトナっぽ! かわいい! 清楚!(興奮気味に告げる感想が、思い浮かんだままくちびるからまろび出た。両の手に抱えて試着室へ入る足は飛び跳ねんばかりの浮かれっぷり。逸る気持ちが着替えを急がせて、閉まったカーテンが開かれるのも早かったろう。)どう? ちゃんと着れてるかな、似合う? (No.28)
- おにーちゃん、て呼ぼうか? あたしもきょうだいいないから、そういうふうに思ってたよ。(冗談めいた声で疑問符を浮かべてから、真剣な色へ変わる。友達というには甘え過ぎていて、保護者にしてはフランク、男女の仲なんて色気もなければ、しっくりくるのは兄妹か。) (No.30)
- アトジくんが来てくれるんならやっぱ制服かわいいとこじゃなきゃだ。約束だよ、来なかったら――よばい、夜這いするから! (No.34)
- あたしも、このプリも買ってもらった服も、ううん、もっと前から。アトジくんが連れ出してくれたときから今までずっと一緒にいてくれた時間がぜんぶ宝物だよ。 (No.36)
- あたしも友だちっていえるのXの子たちだけだったけど……、今はアトジくんがいるし、アトジくんにもあたしがいるじゃん。哀愁がかっこよくてももうひとりになれないね。 (No.42)
→一期ちゃん世界一かわいいよ!!(ペンライト振る)一期ちゃんはもう将来はパリコレモデルかハリウッド女優になって!!!
→一期ちゃん世界一かわいいよ!!(二度目)1stの怯えて不安そうだった一期ちゃんから、2ndのこのかわいさですよ……いや一期ちゃんはどんな一期ちゃんでもかわいいのですが、楽しそうにしている一期ちゃんがやっぱりいちばんだよ……かわいい……すき……
→思春期真っただ中の男子を弄んじゃいけません。でも阿閉は草食系っぽいから普通に一緒のベッドですやすや寝てそうだな……とも思います。なんて幸福な風景……
→一期ちゃんはいついかなる時も何をしていてもかわいいんですが、この、このですね、一連の流れがかわいすぎて……一期ちゃんにはどんな服も似合うけど、阿閉が選んだ服を着てくれたのがこのリアクションという……かわいすぎませんか???
→一期ちゃんと阿閉の関係は、最後まで不確定でしたね。一期ちゃんの言うとおり、友達以上ではあるけど、恋愛っぽさはなくて、兄妹がいちばんしっくり来るのかな、でもそれにしては阿閉が一期ちゃんのことを好きすぎだな……まあ関係に名前をつけなくてもいっか!一期ちゃん大好きなことには変わりないからね!!
→思春期の男子を弄んではいけません!!もう!!一期ちゃんかわいい!!!!!
→任務にやる気のなかった阿閉にとっては、一期ちゃんがこうやって笑顔を見せたくれた瞬間が、初めて、「ああ自分の力で誰かを助けることができたんだ」って実感できた瞬間なんじゃないかなあって思います。
→一期ちゃんの、飾らずになんでも言ってくれるけど、根がまっすぐだからぜんぜん意地悪じゃなくて、むしろすごくすごく優しい言葉として響くところが大好きです。一期ちゃんと出逢えて、仲良くなって、一緒に過ごせて、本当に阿閉にとっては救いで、人生が変わったな、としみじみしてしまいます……
- ……そっか、さみしいんだ。さみしいよ、アトジくん。 (No.50)
- (冷気に触れたからというには急激に温度の下る手のひらをぎゅっと握り込む。熱を戻すために、意思を確固としたものにするために。彼が嫌がろうと駄々をこねようとも、次のステップへ進んでゆくのに、うずくまっている訳にはいかないから。確かめなければ。書いては破ってを繰り返し続けた手紙が今夜ついに、世を渡るだろう。不自然に穴ぼこが開いた地を砂利で埋めて踵を返すと、不意に、無理だなんだと宣う声がリフレインする。よく知ったトーンで、見てもないのに表情までもが目に浮かぶ。――ふふっ。こんな単純なことで、外はもう、ただしい明るさを取り戻していた。) (No.50)
→イクスから連れ出して、一緒に過ごして、めいっぱい遊んで、「じゃあ昇級だからこれから任務づくしね!!」って、ゴジョセンお前さ~~~と、五条先生に文句を言いたくなってしまいますね!
でも「術師としてがんばっていこう、努力してみよう」と思えたのは一期ちゃんとの出逢いと共に過ごした時間があったからなので、でも任務なんかほっぽって一期ちゃんと一緒にいたくて、というジレンマが……
→一期ちゃんの、素直で前向きでがんばりやさんなところが、本当にほんとうに愛おしくて大好きなんです。尊敬もしてます。一期ちゃんなんでこんなにいい子なの?こんないい子と阿閉が出逢ったの、奇跡か???
- あたしもね、アトジくんに食べて欲しいのがあるんだ。(おいでおいでの手招きは、やっぱり彼の手を取って椅子まで引いてゆこうか。そうしてすぐに、キッチンテーブルを滑る皿の上でつやめくバスクチーズケーキがお目見えだ。)昇級おめでとう! しかも飛び級! おかわりもあるから、いっぱい食べてね。(今度こそパンッとクラッカーを弾けさせて、飛び上がりそうな勢いで声が響く。冷蔵庫にはスフレ、ベイクド、レアも。当然お店の味には叶わないけれども、練習の成果はお墨付きだ。) (No.52)
- あたしね、――(迷うくちびるが震える。発声を拒むように喉の奥が締まるけれど、嘘はつけなかった。数呼吸分の間を挟んで、決意を孕む瞳が彼を射抜く。)Xには戻りたくない。(戻らないとは、くだんの件に阻まれて紡げない。きれいに笑って安心を与えたかったのに、なんだか、うまく笑えなかった。)ママよりもアトジくんが大好きになっちゃったのかも。(おどけるはずだった声も妙に上擦るものだから、気まずそうに揺れる視線を手元へ落とした。) (No.54)
- おうちのことは、なんて言ったらいいか分かんないけど、でもアトジくんが呪術師になってくれてよかったな。アトジくんじゃなきゃあたしきっと外には出られなかった。だから改めて、助けてくれてありがとう。 (No.56)
- それじゃあ――………あたしを救って、14歳のアトジくんも救われた? そしたら一石二鳥ってやつだよ。 (No.58)
- あたしの名前ってね、一期一会の一期なのよ。だからひととの縁を大事にしてきたし、助けられて恋をして結婚までしたら、一生に一度、すごく名前通りの人生って感じだよね。――恋ってなんなんだろ。誰かを好きになったこと、ある?(一緒に暮らすのだってひどく甘い誘惑だ。お陰で否定も肯定も示せない。口の中で甘く広がるミルク餡とバターの香りを紅茶で流し込んだ。提案に乗るのもいいかもしれない。名前のつかないこの感情を恋と定義してしまうのもありなのかも。だけど、)このままじゃアトジくんに依存しちゃうような気がするの。独り立ちっていうか、アトジくん離れかな。あのとき助けた子はこんなに立派になりましたーって、そういうの、恩返しにならない?(今はまだ寄り掛かったままだ。ちゃんと己の足で立っていなくちゃ意味がない。まだ大人にはなれないけれど、そろそろ子どもでもいられないから、踏み出そうとする足は急ぎすぎているだろうか。窺う瞳は不安にゆらめいた。) (No.58)
- ――……そよぎたくむになっちゃえば? (No.62)
- ――もぉ~~。そんなアマノジャクみたいなことしないで甘えにくればいいじゃんっ。 (No.64)
- ほ、ほんもの……?(袖を捲くった手首にそっと通してみる。思いの外腕に馴染むそれをしげしげと見つめる瞳もまた、宝石に負けないくらいの輝きを宿していたことだろう。餞別はあまりに寂しい響きだけれど、しゃんと己の力で地に足をつけて彼の隣へ並び立てるように、まずはXから本当の意味で解放されにいこう。どんな危険が待っているかも分からないまま、ただ明るい未来だけを目指して一期は笑う。)離れてるときも、アトジくんがそばにいるみたいね。(だから、なにがあってもだいじょうぶ。) (No.64)
→一期ちゃんの手作りチーズケーキ!!これがあればどんな過酷な任務でも生きて帰ってくるんじゃないでしょうか、阿閉は(渋谷事変除く)。いっぱいいっぱい作ってくれた一期ちゃんが、どんな顔してたんだろうな、どんなことを思いながら作ってくれたんだろうなって想像するだけで涙が出てきて……
→おとり作戦なんか考えたヤツてめ~~~ゴジョセンの茈くらえ!!……というのはさておき、さておき……一期ちゃんがこの言葉を言うのに、言うまでに、どんな葛藤や悩みがあったかなって、「アトジくんが大好きになっちゃったのかも」って言ってくれる一期ちゃんの優しさとか、上手く言葉にできないんですが、もう~~~~~。結婚して一生一緒にいよう。
→阿閉は一期ちゃんと出逢って一期ちゃんを助けるために、呪詛師の家を出て高専に入って呪術師になったんだろうなって……きっとPCとしても確信したところじゃないかなあと思います。一期ちゃんを助けるために今まで生きてて、呪術師やっててよかったって、心から思ったところです。
→一期ちゃんの!こういうところ!こういうところ!ね!!(語彙の消失)
阿閉が後ろ向きでうじうじうじうじしたやつだったので、もう、一期ちゃんの言葉のすべてに救われていたんですが……18歳児の面倒をみさせてしまってごめんね一期ちゃん……
→一期ちゃんの!こういうところ!!こういうところが大好きです!!過酷な人生を歩んできたのに、阿閉みたいに後ろ向きにはならず、ちゃんとずっと前を見据えていて、強い芯を持っていて……形式的に一期ちゃんを助けたのは阿閉ですが、阿閉が一期ちゃんに救われたんです。 それにしても4thの阿閉はうじうじうじうじと……我ながらひどい。申し訳ありませんでした。
→なります(即答)
→本当に……富山の任務の時も一期ちゃんに連絡して「どうしよう」って相談すればよかったのにね……いやさすがにそれはプライドが……でも行方くらませたりしないで、ちゃんと一期ちゃんのところに帰って甘えればよかったのにね……阿閉という男は本当に……申し訳ありませんでした……
→お高いブランドもののアクセサリーを突然贈る男、重い!!……と自分で思いながらのロールだったのですが、この、この、もう、悦んでくれる一期ちゃんがかわいくてかわいくて愛おしくて……心はずっと一期ちゃんのそばにあります。
- あたしだよ、……一期。(力なく伸ばされた震える手を握る。ここにいるよ。物言いたげに戦慄くくちびるへ耳を寄せて、囁かれる最期の言葉は――――。瞳から光が消えゆく瞬間を初めて目の当たりにした。体躯は静かに温度を失いゆく。鮮やかな赤はゆるやかに黒みを帯びてゆく。立つことも起きることも叶わず、折り重なって生きる音を失った胸に耳が沈む。)アトジくん………。(ごめんね、だいじょうぶじゃないかも。死屍累々の闇の中、手首を彩る石だけが、光を宿している。) (No.65)
- うん。……死にたくない。(重ねようと伸びた手はしかし、嬉々とした声に撃ち落とされた。)ーーどうしてそんなこと言うの。ぜんぜん、よくなんてないよ。死んでほしくなかった。……ねえ、どうしちゃったの、アトジくん。わるい子になっちゃったの?(最期まで期待は裏切られたままだった。それでもただひとりの母へ向けた愛を、たとえ理解は示されなかったとしても、ぞんざいに扱うようなことを彼ならしないはずだと思っていた。不審と不安と不穏に怯えて揺らぐ視線はそれでも彼を真っ直ぐに射抜く。) (No.70)
- アトジくん以外の助けならいらない。今のアトジくんをすぐに受け入れられないあたしはもう助けたくないかな。でも、助けなかったら任務失敗じゃない? あたしも、ママも、アトジくんも助けて。これは脅迫、だよ。 (No.72)
- 今のアトジくんは好きじゃないけど、嫌いにならないよ。言ったでしょ? アトジくんが自分の術式を好きじゃないならなおさら、あたしに好きになる努力をさせて。 (No.72)
- 言っても変わらないかもしれない。でも、言わなきゃ変わらないこともある。あたしがアトジくんなんかもう嫌いって思ってたとして、嫌わないでって言われたら気が変わる可能性もあるんだよ。 (No.76)
- 死にたくない。死なないで。(言霊というものを、信じてみたい。) (No.76)
- (込み上げる感情を殺すように、戦慄くくちびるを噛み締めて、彼の上衣の裾を握った。――どこにも行かないで。) (No.78)
- しないで。後悔。(とく、とく、規則正しく心臓が脈を打つ。彼が救った命が、ここで息吹いている。過去を振り返らず前を向くのはきっと無理だろう。たらればが掬う足から逃れることも。彼だけじゃあない、一期も、そこら中に溢れる人々のすべてが。それでも願わずにはいられなかった。――この命を救ってくれたみたいに、多くの人の英雄になって欲しい。勝手に夢見た未来を、託すことを彼は嫌うだろうか。ゆっくりと体躯を離すと、小指を立てた手が彼に向けられる。) (No.82)
- アトジくんがしてることがすごく危ないって分かったから、ひとつだけ、約束してくれる? あたしより先に、死なないでね。 (No.82)
→胸が……苦しい……です……一期ちゃん……一期ちゃん……
5thでは術式使った阿閉で行くか通常モードの阿閉で行くかすごく悩んで、いまでもこれでよかったのかと思っているのですが、もうしょっぱなから一期ちゃんが、あああおれの一期ちゃんが……って……
→こんなときでも……こんなときでも強く在ろうとする一期ちゃんが……大好きで……愛しているのに……傷つけるようなことを……言ってしまって……でも術式使わないとたぶん呪霊倒せなくて……
→一期ちゃんのこの強さと優しさはなんなんですか???神か、神ですね。盤星教を乗っ取って一期ちゃんを教祖様にしよう。いやそれじゃイクスとやってることが同じだ。阿閉が一期ちゃんに相応しい男にならなければいけなかったのです……わかっています……
→阿閉は年上だし、呪力があるけど、ただ単にそれだけであって、救われたのは阿閉の方だよねって話です、やっぱり。一期ちゃんに相応しい男になりたかった。
→これだけ……これだけ一期ちゃんが……強くて優しい子なのに……と一期ちゃんを拝むとともに、阿閉という男は本当によお……と自己嫌悪に陥るばかりでございます……
→渋谷事変で死んだとき、きっと、この言葉を思い出したでしょう。
→一期ちゃんはどこまでも強くて優しくて芯のある子だけど、まだ14歳の女の子なんだよ……それを誰よりもわかっていなきゃいけなかったのはおまえだろ阿閉……と自分のPCの胸倉を掴んで殴ってやりたい……です……
→このときに、一期ちゃんがこう願ってくれたから、夢みた未来を託してくれたから、阿閉は渋谷事変で必死になって戦ったんだろうな、と思います。ひとりでも多くの人を助けなければ、呪霊から守らなければ、自分は呪術師なんだと思って渋谷事変で戦えたのは、なにもかも一期ちゃんのおかげです。
→呪術師は独身が多いらしいですね(公式情報より)。そりゃいつ死ぬかわからない職業だし……高専在学中から死と隣り合わせだし……それでも自分の生を願ってくれるひとがいるというのは、呪いであり、救いだなと思います。
- ……っ、……アトジ、くんっ……!!(年齢が追いついた顔ばせはすっかり薄化粧。黒いレースのタイトワンピースとライダースは、まだ少し背伸びをしているかもしれないけれど。伸ばした手のひらはぎゅっと彼の上衣を握り締めようか。いつかのように。赤い輝きはなおも手首を彩っている。――どこにも、行かせない。) (No.85)
- ……ずっと、会いたかった。(くしゃりと歪んだ笑みは、今にも泣き出しそうに情けないものだった。死んでしまったのではないかと思ったことだってあった。だって最後に残されたメッセージを思えば、なんら不自然ではなかったのだから。浅い呼吸を幾度か繰り返して、終わりに大きな深呼吸を落とす。) (No.87)
- ………聞かないほうがよかったかも、アトジくんを忘れるかも、あたしが決めることでしょ。 (No.91)
- ……あのね、アトジくん。人殺しになっても、アトジくんがあたしを救ってくれたことは変わらないんだよ。アトジくんが“最低最悪なゴミ以下のヤツ”になったとしてもあたしとパパにとってはヒーローであり続けるの。それは忘れないで。 (No.95)
- 知りたかったら自分の目で確かめに来て。あたしはずっと、待ってるから。 (No.95)
- ないよ。だから帰ってくるしかないの。梵の人間はなにがあってもアトジくんを拒まないんだよ。 (No.97)
- アトジくん。あたしの友だちも、渋谷にいるひとたちも、ひとりでも多く救って。 (No.97)
- 今でもヒーローになりたい? なれるよ。 (No.99)
- うん! 待ってる!! いってらっしゃい、アトジくん。 (No.101)
- アトジくんが、帰ってくるよ!(こんがり焼けたケーキはもういつ振りか思い出すのも困難だが、腕前は上がっている気がしてならない。テーブルの上で寝転んだお守りをつついて、チャイムが鳴るのを待っていた。彼に預けたブレスレットのように、年季の入ったこれもきっと返さなければならないものだ。今夜中には無理かもしれない。明日か、明後日か、もっとだろうか。いつになろうとも、ただ彼を迎えるときを待ち望んでいる。) (No.101)
- 全部 (No.103)
→呪術師やめて連絡絶つルートにしたのは自分なんですけど……ほんとうに……胸が痛んで……ほんとうに……獄門疆があったら間違いなく封印されていただろうなっていうシーンですね……
→あんなに強い一期ちゃんをこんなに悲しませて……自分もずっと会いたかったなんてのはなんの言い訳にもならないわけで……ほんとうに……一期ちゃんを助けたのがもっとまともでちゃんとした術師だったらよかったのにね……
→年齢を重ねても、一期ちゃんの強いところ、優しいところは変わらなくて。阿閉には本当にほんとうにもったいなさすぎる女の子です。ほんとうに。
→もし一期ちゃんに再会することがなかったら、普通に働くのも嫌になって、呪詛師になってたんじゃないかなあと思います。家をあんなに嫌悪していたのに。最後までつなぎとめてくれていたのが、一期ちゃんであり、一期ちゃんがくれた言葉であり、一期ちゃんと一緒に過ごした時間でした。
→一期ちゃんのこういうところ!!強くて優しくて前向きなところ!!変わってなくて!!泣きました!!!!!!とりあえず一期ちゃんの通ってる大学に見学に行って、友達に挨拶して、お父さんに頭下げて、そよぎたくむに……なります……
→一期ちゃんも梵パパも、阿閉に優しすぎる……「長らくご心配おかけしました」、「ただいま帰りました」って……梵家に帰ります……
→もう手を汚してしまって呪術師も辞めたけど、一期ちゃんが望むのなら、ヒーローになります。
→阿閉を“ヒーロー”にしてくれたのは、一期ちゃんでした。一期ちゃんに出逢えてよかった。
→行ってきます!!(渋谷事変という地獄へ)
→すいません選んでおきながら言葉になりませんすいません。一期ちゃんが大好きです。梵パパも大好きです。梵託夢になります。一期ちゃんと出逢えて幸せでした。
→全部っておまえ「抜き出し」の意味わかってんのか???って感じですが、でも、あの、その、選べないんです、この一期ちゃんの〆レスの一言一句すべてが、ほんとうに、胸が締めつけられて、悲しくて、切なくて、でも美しくて、幸せで……読み返す度にぼたぼた泣いていました。いまも読み返して泣いています。一期ちゃんと出逢えて、PCもPLも、ほんとうに幸せでした。次は、一緒に幸せな家庭を。
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