穿月桐静〆 ♦ 2021/01/20(Wed) 15:09[38]
近嵐とかは顕著ですね。阿閉は……どうかなぁ。(他のメンツを思い浮かべたながら、術式のご注文お任せを承ったらへらりと苦笑してみせる。決めるのはそれこそやり始めてからになりそうだ。)いや、彼女の問題というか、俺の認識の問題ですね。……五条先生はああいうけど、普通の女の子たちまとめてお姫様ってなんか大袈裟すぎやしませんか。(言いたいことがなんとなくでしかまとまらなくて首を捻りながら、それでも攻撃の手は油断せずに緩めずに。防がれた蹴りを今度は地面に付け軸足として利用して体を捻り、彼の蹴りを掴みにかかる。)え、派手なこで、すか 、(ぐっと後ろにかかる力を殺しきれないと判断すれば言葉も止まる。)「水仙」「石楠花」(くらいそうだと判断すればオートマみたいに術を唱えていた。近くのポールの斜度を体に与え、彼の足の斜度で空間に見えない坂道を作る。鉄棒のようにグルンと彼の足で逆上がりをして、少し距離を取ろう。「あー、はは、」無意識に使ってしまったので、気まずそうに笑った。少し笑って、ぽっつりとため息をついた。)なーんか、だれも彼も仰々しくてやになっちゃうんですよね。……ほっといてあげればいいのになぁ。(気が立っている理由はきっとそんなところだ。ずっと守って、ずっと狙われているかもしれなくて。だれも彼もが彼女たちを放っておいてくれない。あげられない。)先輩は、彼女たちのことどう思います?(体を動かして少しだけすっきりした脳みそからこぼれ落ちた言葉は、付き合ってくれた彼にだけ、付き合ってもらった理由として伝えただけ。彼にだけ問うただけ。ゆるされる限り、もうしばらくは組手に付き合ってもらうつもりでもう一度構えた。冬空に冷えた、なんでもない日のことであった。)